シャンファの回避率が下がった!

ポケモンブログになるはずだったなにか

【DbD】無慈悲の極地【パーク妄想シリーズ】

どうも、しゃんふぁです。

突然ですが『無慈悲の極地』というパーク、ご存じでしょうか?

 

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殺人鬼(キラー)デモゴルゴンの固有パークの1つ。

生存者が発電機を点けるとその周囲24m以内の窓枠が封鎖されます(Lv.3だと30秒間)。窓枠封じの強さは多くの徒歩キラーに採用されている「まやかし」が証明しているところ。

 

これもさぞかし強力なのでは!?と思いきや・・・

 

 

全く使われてません

 

 

点いた発電機周りを封鎖しても、大抵の場合キラーがその場所につく頃には生存者は全員その場から離れているため、刺さる場面が少ないです。個人的な見解ですがガッチガチの構成ではなく一風変わったパーク構成でキラーやってみようと思った時ですら採用候補にあがらないんじゃないでしょうか。

というわけで改良案を妄想で考えてみました。

 

 

 

獲物が逃走を試みると、別世界とのつながりが姿を現す。

生存者がフックから救助されるとフックから16m以内の乗り越え可能な地形か窓がランダムにひとつ(20/25/30)秒間 (※1)封鎖される。

生存者は封鎖された地点を乗り越えることができない。封鎖中、殺人鬼には無慈悲の極地で封鎖された場所のオーラが見える。

 

※1→パークレベルによって変動する箇所

 

 

どうでしょうか。個人的には強すぎず弱すぎずなところを狙ったつもりです。

「16m以内」と範囲を狭めて指定しているのは共通小屋の地下室に生存者を吊るし救助された際、確実に小屋窓を封鎖できれば面白いかなと思ったためです。(この条件で他の場所が引っかかるステージがあるならもっと狭めてもいいかもしれない)

大抵の場合、助けられた側も助けた側も二か所ある出入り口からそのまま出ていくだろうからあまり意味をなさないかもしれませんが、うまいこと救助狩りに向かうことができていたら慌てたどちらかが窓枠越えようとして「飛び越えれねえ!」ってなったらシメたもの。トラッパーなら事前に出入り口二箇所封鎖しておくと面白いことができるかもしれません。

共通小屋地下じゃなく、その辺のフックから救助されたときには追い込み漁のように上手いこと封鎖された窓にサバイバーを誘導してそこで一撃加えることができたらやったった感はすさまじいんじゃないでしょうか

 

うまく扱うには救助に行きそうなタイミングを見計らって吊られている周辺に戻っておく必要がありますが、その辺は腕の見せ所ですし、自分はわざわざ環境最強パーク(今でいうイタチとか破滅とかね)を外してつけるようなパークは「少し扱いが難しいけどキマったときのやったった感がすごい」ぐらいがちょうどいいと思っているのでこんな感じがいいかなと。

クールタイム無しだと鯖専から文句が出るかもしれないので60秒ぐらい設けてもいいかもですね(ストライクのタイマー代わりになる?なんのことだか)

 

 

正直あんまり強い気がしないけど今よりかはましだと思うし、採用してくれ運営

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

【DbD】板の当て方

こんばんは

今回は最近何となく自分なりに理解し始めた如何にしてキラーに板を当てるのか、そのコツを書きなぐっていきたいと思います。キラーへの板当てはサバイバーにとっての華の1つ!かっこいいですよね!!

また、アーカイブに『1回の儀式中に〇回板当てろ』みたいな項目があるらしいのでクリアできない人たちへの助けになればと思います。

 

 

 

まずは下記の動画を見てほしい。

 

 

 

 

 

見ていただけた方ならお気づきだと思いますが、2つとも似たような板の当て方をしています。

板当てのコツとはぶっちゃけて言うとキラーの認識から自分を外すことです

 

どういうことなのか説明していきましょう。

当然ですがキラーとしては「板を当てられる」というのはムカつくランキングTOP5には入りますので倒される危険がある板前では減速等、対策を取られてしまいます。

ならばどうするか、その板がある場所を通っても良い場所、つまり板を倒すサバイバーがいないと誤認させてやればよいのです。

どういうことなのか、先程の動画のワンシーンを切り取って見てみましょう。

 

 

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1つ目の動画の20秒ぐらい~のワンシーンです。

前方に板が見えますね。

 

 

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通り抜けてみたところ、T字路のちょうど道が交差する部分だったことが分かりました!この板の配置、壁が盾になってキラーの視線がこの位置まで通りません!

キラーの視線から出る赤い光(ステイン)も見えますし、ちゃんと追ってきていることが分かります。

 

 

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キラーにぎりぎり見えない位置で待機して・・・

 

 

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Fo o o o!!やったぜ!!!

 

 

ポイントとしては前述していますが待機してる場所にキラーの視線が通らないこと、そして更にそこですぐに板が倒せることです。

特にこの壁があるというのがミソでキラー視点としては、待機しているサバイバーは見えないので曲がり角を曲がって走り去っているものだと思い込んでしまいますいいヘッドホン使ってるやつには声でバレるんじゃないですか?

 

そこで板倒しに対する警戒が薄れてしまい、油断して歩いてきたところにぶち当てるという訳です。

二つの動画に何が共通していたのか分からなかったという人もこのポイントを踏まえたうえで二つ目の動画を見ていただけると同じことをしているのが分かると思います。

 

 

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ナースがちょうどブリンクしてきた場面です。実はここで少しだけ体を覗かせてサバイバーがここにいるんだぞ!とアピールもしています。エッチですね。

 

 

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確認しに来たところに・・・

 

 

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感謝の板倒し!!!

 

 

ね?簡単でしょう?

板を当てるポイントとしてはこんなものかと思います。

一応注意点なのですがキラーとしても曲がり角曲がったとこすぐにある板なんかは当然警戒するわけで、その警戒が解けた後を狙いに行ってるわけですから板倒すタイミングは必然的にわりとギリギリになります。それは動画でナースもプレイグも板に押し出されるような形でスタンをくらってる(伝われ)ことからも分かるかと思います。

僕は最近やっと慣れてきたのですが慣れないうちはこのタイミングを掴むのが難しく、板を倒すことができない位置までキラー来てしまって一撃貰うということはよくあります。慣れないうちは相手に一撃貰ってもチェイス続行できる状態で練習すべきでしょう。

 

 

さて、ここからは基礎的な話になりますが当然ながら条件に合致しない、つまり板当てに不向きな板もDbDにはそれなりに存在しています。「じゃあそういった板には使い道はないんですか!?」というとそうではなく板には『キラーを怯ませる』以前に『血の渇望を切る』という大きな役割があります。

キラーは生存者を視界に捉えてチェイス状態に入った後、それをしばらく維持すると段階的に足が速くなっていく機能があるのですがこれを血の渇望と言います。

元から足が速いものがさらに速くなるため何もせずにチェイスしてるといずれ必ず一撃貰ってしまうのですがこの渇望を一旦リセットさせる行動として有効なのが「板を割らせる」ことです。

板を当てるのはもちろん時間稼ぎとして非常に有効ですが、程よく渇望溜まるタイミングまで板グルして一発貰う前に板倒して割らせてチェイス続行・・・なんてしてるだけでも時間はたくさん稼げるものです。板を当てることに固執しすぎるとそれはそれで悪手になりかねないので覚えておきましょう。

 

 

 

・まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここに挙げたテクニックは一例でしかありませんが、とりあえず板当てがうまくいかない人は、チェイス中でも見つけた板に対して『この板は当てれる板か、それとも先倒しすべきか』を考える癖をつけたらいいと思います。

あといろいろ書いては来ましたがやっぱり最後にモノいうのは経験量なのでいっぱいDbDやりましょう!!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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【DbD】警戒のススメ

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「私、トゥルーサイトあるし」

 

 

どうも、しゃんふぁです。

今回はタイトルにもある通り、「警戒」というパークの強さについて書いていこうと思います。

 

 

・警戒とはなんぞや

雑に説明すると殺人鬼が板割りや発電機蹴りなどの破壊行動を行った時少しの間だけ殺人鬼のオーラが見えるようにするパークです。

距離の制限はなく、エリアのどこにいても殺人鬼が破壊行動をすると通知音が鳴り、オーラが見えます。パーク画像からも分かる通りフェンミンの固有パークです。

 

 

 

・何が強いの?

DbDやる時に一番重要なことは情報を集めることだと僕は思っています。

例えばドワイトの固有パーク「絆」なんかは他の味方が何をしているのかを距離の制限こそあれ把握ができるので試合運びがグッと楽になりますね。味方がもし殺人鬼に追われているっぽいのであれば殺人鬼の場所も分かる(?)し、そういった応用が効くからこそ「絆」は強いのです。

 

では「警戒」を使ったら殺人鬼についてどんな情報が得られるようになるのでしょう?

 

 

 

①殺人鬼が誰なのか

いきなり爆アド情報きましたね。

鯖やるうえでまず最初に知りたいのは殺人鬼が誰なのかだと思います。

警戒が発動すると殺人鬼のオーラが見えますが、単なる強調表示とかじゃなくてそのキラーのシルエットがはっきり分かるようなものになってます。レイスだろうがなんだろうが問題なく映ります(レベル1のマイケルは無理だけど逆に通知音がしたのにシルエットがないならマイケルみたいな感じで特定可)



②殺人鬼の場所

当たり前ですがその時の殺人鬼の場所が分かります。さらに言えばレベル3の警戒だと蹴り終わった後どの方角に進んだかまでオーラで見えるため試合を組み立てやすくなります。

 

 

③味方がチェイス中かどうか

これがかなり重要です。

やたら短い間隔で警戒の通知が飛んできたとき。何が行われているのでしょう…?

そうですね、味方鯖が必死にチェイスして板を使って時間を稼いでくれているのです。

他の味方がチェイスをしている時間は自分が一番安全な時間です。

ひたすら発電機まわしましょう。

 

 

④板の残存状況

③の応用とも言えますがこのパークを使うことで「どの辺りの板が使われたか」をある程度把握することが可能です。(記憶力がいりますが…)

板の状況を把握できれば行動の方針を立てやすくなります。

『向こうでいっぱい板使われたっぽいからあの周辺の発電機を点けとかないと後々まずいぞ・・・』

とか逆に

『もう向こうではチェイスできないからあの発電機は捨てて他をまわそう・・・』

などなど。

 

 

 

・まとめ

どうでしょうか、「警戒」強そうじゃないですか?

環境的に入れたいパークがいっぱいあるので上級者は今更入れるスペースはないかもしれませんが始めたばかりの初心者の方なんかにはDbDに慣れていくうえでもいいパークなんじゃないかと思います。

フェンミンは(PS4版なら)課金しなくても最初からいるし

それではノシ

 

【DbD】あるパークのお話【その2】

俺の名はフェンミン

霧の森に迷い込んで早一年半のベテランサバイバーさ!

 

好きなパークは警戒

趣味は隠密、特技はハッチ脱出!

 

キラーの目をかいくぐりラス1ハッチ脱出した回数は数知れず

さて、今宵も儀式という名の戦場に身を投じていきますか…

 

 

ところで最近俺にハッチ脱出され過ぎてエンティティにクレームがかなりいったみたいで儀式のルールが大幅に変更になったみたいなんだ…

 

 

その名もズバリ『エンドゲームコラプス』

 

キラーが開いたハッチを閉じることができるようになり、ゲートが通電する代わりにその瞬間から死へのカウントダウンが始まるというクソルールだ!

 

 

隠密に関してはサバイバー検定1級の資格を持ってる俺だが実はこのコラプスがかなり苦手なんだ…

まず単純に隠れていてもそのままだと結局エンティティに喰われ死んじまうってのもあるが…

かといってコラプス前にハッチを探そうにも、キラーの影に怯えて移動しなければならないサバイバーと悠々とフィールドを闊歩できるキラーとでは探しやすさが段違いなのは事実…

 

ハッチを閉められ急いでゲートに向かうも、ゲート巡回してるキラーに見つかって吊られてしまうのはもはや日常

 

 

この「ゲートに向かう」という択はコラプス下に置いて念頭に置いておきたい択の1つだ

ゲートとゲートの間にかなりの距離があるレリー記念研究所やバダム幼稚園などでは、あえてハッチを捨て最初からどちらかのゲート前で待機をしていくことでキラーが来る前にゲートを開けて脱出できたりすることもあるが…

やはりゲート開放には時間がかかりキラーがやって来て「あーあ!ハッチ探しに行くんだったわマジで!」ってなるのがお決まりのパターンである

 

 

だがそんなコラプス嫌々勢に一筋の光がもたらされた!

「開くのが遅いなら、速度を上げて開ければいいじゃない」で、お馴染みの「DbD界のマリー・アントワネット」ことクエンティン・スミスが持ってきた『目を覚ませ!』がコラプスに…いやDbD界に革命を与えた!

 

 

このパークの効果はとてもシンプル!

通電後自分と他のサバイバーにゲートの位置が強調表示され続け、さらに自分のゲート開放速度を、レベルによって(5・10・15)%上昇させる効果がある!さらにはゲートを開けている自分の姿がオーラで仲間に分かるというおまけ付きだ!

 

 

Foooo!!!めっちゃ強そうだぜ!

これならコラプス発動後即開けすればキラーが来る前にゲート開くわ!

早速このパークを使って勝利を確信してるキラーどもに敗北の二文字を与えてやりますか!

 

 

 

 

 

 

 

10戦ぐらい使った結果

コラプスとか以前にラス1なる前に吊られて死んだ(笑)

 

 

 

 

二度と使わねえよこんなクソパーク!

 

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【DbD】あるパークのお話

お久しぶりです。しゃんふぁです。

今回は題名にもある通り、あるパークについて記事を書いていきたいと思います。以下常体。

 

 

 突然だが、このゲームでキラー側で勝つためには何が最も大切だと聞かれたらあなたは何だと答えるだろうか。

 かなりアバウトな質問になってしまったが僕は「生存者側の戦力を削ぐこと」だと思っている。その手段として一番分かりやすく効果的なものはやはり『生存者を吊る』ことだ。

仮に生存者全員が発電機修理を行っていたとして、そのうち一人を見つけ出し吊ることに成功したとしよう。

すると単純に吊られている間、その吊られた生存者という戦力が無くなるのはもちろんだが、この生存者を助けるために最低でももう一人は発電する手を止めなくてはならない。(第一村人の自力抜けなんて考慮しません)

 

さらに言えばVCPTは別だが、野良だと誰かが吊られた生存者を救助に行ってるということは基本分からないので二人がかりで来てることだってある。

儀式開始早々から生存者を見つけ出し、吊ってまた倒して吊ってができれば、破滅無しでも全サク勝利は十分に可能だ。吊ることはこのゲームにおいて一番の遅延効果を持つのだ。

 

 だが、戦力を無くすという観点から見れば「吊る」という行為には一点弱点がある。

それは「吊られた生存者はステージのどこからでも他の生存者に見える」という点だ。これはある意味では「戦力の見える化」とも捉えることができる。フックに吊った時点で助け出すべき戦力は全生存者の目に映ってしまう。

まあフックに吊っている時点で十分に無力なお荷物を作り出せてはいるのだが、キラーとしてはどうせならもっと他の生存者の手間を取らせるお荷物を作り出したいものだ。

 

 

 

どこかに「戦力の見えない化」ができる方法はないものか…

 

 

 

 

ん?

 

 

 

 

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ティーチャブルカニバルパークの1つ。

効果は上記の通りだが、これは最低レベルの時の効果であり、実際はパークレベルが1/2/3で『瀕死状態の生存者のオーラを32/24/16m以上離れている他の生存者が探知できなくなる』という効果を持っている。

最強の汎用パークことバベチリを入手する過程で手に入れている人が大半ではないだろうか。

 

 

 まあこいつが強いんじゃねーの?って話がしたかった。

 僕はDbDで一度だけキラーで赤帯まで行ったことがあるのだが、その時はノックアウト付きのトラッパーを使っていた。パークレベル最大の16mというのは意外と狭く、運よく近くにもう一人生存者がいたとかじゃないとまあしばらくは見つからない。

這いずり状態の生存者もハッチから逃げることしかできない赤子同然の存在なので戦力としては数えられない。まさに「戦力の見えない化」。すごい。

 ちなみに実戦で使うなら普通に戦って一人サクリファイスした辺りから次にダウンした人に放置プレイをかますといい。これは単純に僕の経験からきたアドバイスなので本当はどうとか分からないが、まあ参考程度に。

フィニスの門 手記その2

ジェフリー・エゼルアートの手記

 

ーー私は、信念を貫いた。

 

私の死の数年前から、ノーブルコートには影が蔓延っていた。黒曜会だ。

彼らは甘い話を持ちかけてきたが、私は耳を貸さなかった。

 

抱き込めないとわかると、

彼らは幾度となく私の命を狙ってきた。

 

だが、私は屈せず、彼らの裏を調べていった。

首謀者や目的、繋がり……。

そして、"フィニスの門"という存在に行き着いた。

その後、それを嗅ぎつけた男たちに、私は殺されたのだ。

だが、後悔はしていない。

私は家訓に従い、町のために最善を尽くした。

 

唯一の心残りは……

プリムロゼを独り残してしまったことだ。

娘に、すべてを背負わせてしまった。

 

プリムロゼ。

私の墓前に報告に来てくれたね。

お前は、私の教えを守ったのだと。

 

お前は、強い娘だ。自ら為すべきことをみつけ、それを貫いた。

そしてそれは、私の遺志でもある。

お前は、私の信念を継いでくれたのだ。

 

プリムロゼ。

たった独りで、つらかったろう。

この私をどうか、許してくれ。

ゆっくり腰を落ち着け、休むといい。

そして、私のことを忘れ、幸せをみつけておくれ。

お前自身の幸せを。

私はいつも、お前の傍にいるから。

 

 

レイヴァース家当主の手記

 

幼い頃より当家の由来について、父からよく聞かされた。

レイヴァース家の当主となるとはどういうことなのか。

そして何を守らねばならないのかということも。

その事を語ってくれた父は祖父から聞き、その祖父は曽祖父から聞いたという。

 

レイヴァース家は財産にも恵まれている。

うらやむ者も多いだろう。

しかし、私にとってそれは些細なことだ。

レイヴァース家に生まれるということは、

家宝を守る重責を背負うということでもあるのだ。

そう、あの4つの竜石を守るという……。

竜石はレイヴァース家初代がホルンブルグの建国者である

ベオウルフ王から授かったもので、以来代々我が家に受け継がれている。

 

確かに東方由来のこの石の金銭的な価値は高い。

しかし、それ以上に秘められた大きな力に意味がある。

この石には、その名の通り竜の力が宿っているのだ。

 

今から200年前。ベオウルフ王と共に遠征した

大魔術師オージン・クロスフォードが"フィニスの門"を

封じるためにこの竜石の力を用いたという。

先代当主である父は、こう私に言った。

 

「力には、善も悪もない。

剣を持つ者が善を為すか悪を為すかなのだ」

だからこそ、ベオウルフ王はもっとも信頼できる騎士であり、

そして親友でもあったレイヴァース家初代に竜石を託したのだと。

 

大きな力は大きな善も為すが、大きな悪も為す。

竜石を保管し、悪用を防ぐというのがレイヴァース家の使命である。

 

だが、大きな力は時として大きな欲望を呼び寄せる。

レイヴァース家の財産と竜石を狙う者たちは後を絶たなかった。

 

親類縁者すら信用はおけなかった。

ここ最近、怪しげな連中が親類の許を訪れていたという噂も私の耳に入っていた。

 

私と妻が乗り込んだ馬車の車輪に細工をしたのも、竜石を狙う連中にそそのかされた親類の手の者なのかもしれない。

 

ああ、だからこそ、コーデリアが心配だ。

あの子は優しい子だ。人を疑うことなど思いもよるまい。

きっと大勢の者たちが親切を装って近づき、

あの子を騙そうとするだろう。

 

コーデリア、私はもう側にいてやれない。

お前に私の声が届くこともない。

時として、手ひどく裏切られることもあるだろう。

だが、それでも、お前ならできるはずだ。

誰かを最後まで信じ抜くということを。

 

私は信じることで、ヒースコートという心強い友人を得られた。

きっとお前の許にも、信頼に足る友人が現れるはずだ。

 

だから、コーデリア

 

誰かを信じるということを止めないでくれ。

それがきっとお前自身を救うことになるのだから。

フィニスの門 手記その1

グラム・クロスフォードの手記(1)

 

ヴィクターホロウのあたりを旅しているとき、私に便りが届いた。

妻の容態が悪化したようだ。急がねば……そう思った。

 

私は、バーダント海を船で渡ることにした。

薬の最後の材料は”テングワシ”と呼ばれる、魔物の羽だ。

海を渡った先の、ルーベの森に生息するという。

 

さて、船が港に一隻だけ停泊していた。立派な船だ。

船長の名は、レオン・バストラル。

この海で名を馳せる海賊、と聞いたことがあるが……

どういうわけか、商船の船長に鞍替えしたらしい。

一刻を争う私は、出航せんとする彼に乗船を懇願した。

 

「タダで乗せるわけにはいかねえな」

 

彼は私を試すように伺っている。まるで、信頼できる人間しか船には乗せない、

と言うかのようだ。

 

ろくな所持金もなく、私は考えた。そして彼に、自らの手記を差し出した。

 

「これは私の持ち物で、もっとも価値のある品物だ。

大陸中を旅した記録を記してある。きっと何かの役に立つだろう。

お代には足りないかもしれないが……」

 

もはや、手記に記すこともない。

ただ私は、妻の元へと急ぐだけだった。

レオン船長は高笑いした後、快く私を招き入れた。

 

「そんなもんをお代に?なかなか面白いやつだ、気に入ったぜ」

 

彼の船で海風に吹かれながら、私は妻に想いを馳せていた。

妻の笑みを思い出し、無事を願った。

一刻も早く薬を完成させ、妻の元へ届けねば。

あとすこしだ。どうか、待っていてくれーー。

 

あの手記の所在を、今は知る由もない。だが、思う。

あの手記を手放してよかったのかもしれないと。

その後の悲劇を、綴ることもなくなったのだから……。

 

 

グラム・クロスフォードの手記(2)

 

私は、絶望していた。

妻が、死んだ。

 

私の薬は完成していた。だが、僅かに間に合わなかったのだ。

私が訪れる数日前に、妻は息を引き取ったのだという。

3日3晩、私は泣き暮れた。涙で川ができるように思われた。

 

妻の葬儀の後。

生きる意味を失った私に、1人の女が近づいてきた。

女は、リブラックと名乗った。

 

「奥様に、もう一度お会いになりたくありませんか?」

 

魔性の囁きが、私の耳に響いた。

妻にもう一度会えるなら、この命すら惜しくはなかった。

リブラックが言うには、

フィニスの門”なる生者と死者を通じる門があるらしい。

そこに行けば、妻に会えると。

その門の話は、いつか聞きかじったことがあった。

息子クリスを古くからの知人に頼み、私は南東へと旅立った。

藁にもすがる思いで……。

 

そんなときだ。

クリアブルックの村で、ある少年と出会った。

少年は、病床で死の淵にいた。

体中が痙攣し、紫色の斑点が出ていた。

すぐにわかった。間違いなく、妻の命を奪った病だった。

 

私は、運命を感じた。

妻の命に間に合わず、あての無くなった薬が私の鞄に入っていた。

私は迷わず、その薬を少年に使った。

 

安堵した少年の顔に、妻が重なって見えた。

その安らかな表情に、私は何か許されたような気持ちになったのだ。

 

「俺も、おじさんみたいになれるかな?」

 

少年は、私にそう言った。薬師を目指したいと。

望外のお代だった。私の旅にも意味があったと、そう思えた。

 

残りの薬を置き、私はまた旅に出た。

”フィニスの門”を目指して。

 

しかしその時、私は知らなかった。

それが、我が最大の過ちになるとは……。

 

 

グラム・クロスフォードの手記(3)

 

ーー私は、間違えた。

 

ただ、妻を生き返らせたい一心だった。

だからこそ私は、妻を生き返らせる方法があるという

リブラックの口車に乗ってしまった。

 

門にたどり着いた瞬間、私の背筋は凍りついた。

頭ではなく本能が、その門をーー

いや、その門の向こうにあるモノを拒絶した。

私が息を飲む間に、リブラックは手慣れた動きで魔方陣を床に描いていく。

魔法陣を描いている最中、一度も彼女の手は止まらない。

複雑な魔法陣をそこまで憶えてしまえるほど、

彼女の中では繰り返された行為だったのだろう。

 

その光景こそが

彼女がこの儀式をどれだけ待ち望んでいたのか、

その執念深さを私に感じさせた。

 

「これは門を開けるための儀式よ。

少し辛いかもしれないけれど……

奥さんを生き返らせるために耐えてね」

 

リブラックに言われ、私は魔法陣の中心に立った。

儀式が始まり、最初に感じたのは全身を襲う痛みだった。

そして、自分が内側から膨れ上がっていく未知の感覚。

視界の隅で、自分の手が異形のモノへと変わっていく恐怖感。

そして、変わっていく私を見るリブラックの恍惚の笑みーー

これは門を開けて妻を生き返らせる儀式などではない!

フィニスの門、その向こう側にいるモノ。

それをこの世に蘇らせるーーその器として私を利用したのだ。

 

この事態を私も予想していない訳ではなかった。

 

この儀式に必要なのは、大魔術師の系譜である我がクロスフォード家の血であることは、リブラックとの会話から薄々感じていた。だからこそ、

彼女の企みをこの私が阻止する必要があるのだ。

もし、私が彼女の許から逃げれば、今度狙われるのは息子のクリスなのだからだ。

 

それだけは……それだけは、防がねばならない。

私がリブラックの意図に途中で気付きながら、

最後まで行動を共にしたのはその儀式を見極め、潰すためだったのだ。

 

だが、この儀式のおぞましさは私の想像を超えるものだった。

 

私という意識が薄れていく。

別の何者かが私の中へ入ってくる感覚に、必死の思いで抵抗した。

だが、それにとって私……人間の精神など虫を踏み潰すようなものだったのだろう。

私の心が消えていく……闇に飲まれきる寸前、

私の脳裏に映ったのは妻とクリスの笑顔だった。

 

「----!!」

 

私は絶叫したーー、のだと思う。

妻の存在が、私に最後の一線で抵抗する力を与えてくれた。

リブラックもまさか私に反撃されるとは思っていなかったのだろう。

そして、私の力は、かつての私よりも遥かに強かった。

私の放った一撃は、彼女に深手を負わせ、

儀式を中断させるに十分だった。

あとは逃げたリブラックを追い、禍根を断てば終わり、

そのはずだった……。そこから先はよく憶えていない。

ただ、私は人でないモノになった、その自覚だけがあった。

 

 ソれから私ハ、各地を放浪した。時折意識を失うト、

 周囲には破壊の跡が残っていタ。記憶はナイが、

 それを行ったノが自分デアルとは自覚デキた。

 ドンドンと意識ヲ失う間隔が短クなっタ。

 そのコロには私は追わレルようにナル。

 止メテクレ、私はニンゲンダーー!

 

 ・・・・・・

 

 

 

~考察~

考察と呼べるものでもないですが、一応読んでみての自分なりの考えを。

フィニスの門で読める手記の中でも唯一の続き物、グラム・クロスフォードという人物の手記ですが、トレサの旅のきっかけとなった手記を書き、アーフェンの「恩人さん」でもある彼は最終的にはリブラックの魔の手にかかり異形のモノへと変異を遂げてしまいました。

じゃあその後彼はどこに行ったの?となるところですが、まあおそらく皆さん想像されてる通りでハンイット編の目的かつラスボスの”赤目”あれがグラムさんなのでしょうね。

ハンイットが赤目と対峙したとき「おかしい、獣の感情は読めるはずなのに全く感情が読めない」みたいなことを言ってた記憶がありますが、あの辺りも芸が細かいなと。